青少年の教理
祈り
ロザリオの祈りとは、10の珠をくくりながらアヴェマリアの祈りを10回唱え、イエス様の生涯を黙想する祈りです。初めに進行宣言をし、主の祈りを1回、アヴェマリアの祈りを3回、栄唱を1回唱えてから始めます。一般的には、イエス様の誕生を黙想する「喜びの神秘」、イエス様の宣教を黙想する「光の神秘」、イエス様の十字架の死を黙想する「苦しみの神秘」、そしてイエス様の復活を黙想する「栄えの神秘」をします。このようなロザリオの祈りに慣れていたら、たまには少し工夫したロザリオの祈りをしても良いでしょう。
ロザリオは、マリア様と共にマリア様への祈りを唱えながらイエス様の生涯を黙想します。なので、必ずしもこの4つの神秘でなければならないということはないでしょう。自分の黙想したいイエス様の姿を5つ、聖書の中から探し出して、自分だけの「神秘」を作ってみるのも良いでしょう。例えば、第1原義:漁師を弟子にする、第2原義:マタイを弟子にする、第3原義:12人を選ぶ・・・など。子どもたちとグループを作ってアイディアを出し合ったりしながら、聖書に親しむきっかけとなれたら幸いです。
聖書
聖書では羊は良いもの、ヤギは悪いものに例えられています。マタイの25章31−46節は、羊を右にヤギを左に分けて、右側の人々を祝福し、左側の人々を呪っています。自分は羊かヤギか。
でも、本当に羊を天国にヤギを地獄に分けることができるのでしょうか。
白 い紙を羊に、黄色い紙をヤギに見立てます。半分に折った物をたくさん準備し、上半分にはその人の行動、した半分にはその動機を書いておきます。例えば、羊 である白い紙には、上段に「皆の嫌がる仕事を引き受けた」下段に「皆から感謝され、一目置かれたかった」。ヤギである黄色い紙には、上段に「友達を殴っ た」下段に「他の友達を守るために」など。羊の上段には良い言動、下段にはその良い言動をするにあたって悪い動機を、ヤギの上段には悪い言動、下段にはそ の悪い言動にいたる良い動機や、そうせざるを得ないその人の背景をたくさん書いておき、それらを子どもたちに配ります。1グループに1セットを配り、グループで話し合いながら、天国の箱、地獄の箱、どちらにも分けられない箱に入れていきましょう。
たぶん、ほとんどが天国にも地獄にも分けられないでしょう。私たちはその人の表面的なことで、その人を評価したり判断することはできないのです。不愉快な言動を見たとき、好ましくない言動をされたとき、その人の動機や背景を想像し理解する力を養うことが大切です。
例:羊
「皆の嫌がる仕事を引き受けた」・・・「皆から感謝され、一目置かれたかった」
「自分に悪いことをした友達を無条件でゆるした」・・・「自分に悪いことをしたこの人が、他の人達から好かれているから、ここで怒ったら自分が皆から非難されると思った」
「優しい」・・・「人に嫌われるのが怖い」
例:山羊
「友達を殴った」・・・「他の友達を守るために」
「仲良くなろうと近づいてきた友達に、無愛想にした」・・・「今まで皆からいじめられていて、近づいてくる人を警戒してしまう癖がついている」
「わがまま」・・・「子供の頃から何でも好きなようにしてもらっていたため、それがわがままであることが分からない」
など。
でも、本当に羊を天国にヤギを地獄に分けることができるのでしょうか。
白 い紙を羊に、黄色い紙をヤギに見立てます。半分に折った物をたくさん準備し、上半分にはその人の行動、した半分にはその動機を書いておきます。例えば、羊 である白い紙には、上段に「皆の嫌がる仕事を引き受けた」下段に「皆から感謝され、一目置かれたかった」。ヤギである黄色い紙には、上段に「友達を殴っ た」下段に「他の友達を守るために」など。羊の上段には良い言動、下段にはその良い言動をするにあたって悪い動機を、ヤギの上段には悪い言動、下段にはそ の悪い言動にいたる良い動機や、そうせざるを得ないその人の背景をたくさん書いておき、それらを子どもたちに配ります。1グループに1セットを配り、グループで話し合いながら、天国の箱、地獄の箱、どちらにも分けられない箱に入れていきましょう。
たぶん、ほとんどが天国にも地獄にも分けられないでしょう。私たちはその人の表面的なことで、その人を評価したり判断することはできないのです。不愉快な言動を見たとき、好ましくない言動をされたとき、その人の動機や背景を想像し理解する力を養うことが大切です。
例:羊
「皆の嫌がる仕事を引き受けた」・・・「皆から感謝され、一目置かれたかった」
「自分に悪いことをした友達を無条件でゆるした」・・・「自分に悪いことをしたこの人が、他の人達から好かれているから、ここで怒ったら自分が皆から非難されると思った」
「優しい」・・・「人に嫌われるのが怖い」
例:山羊
「友達を殴った」・・・「他の友達を守るために」
「仲良くなろうと近づいてきた友達に、無愛想にした」・・・「今まで皆からいじめられていて、近づいてくる人を警戒してしまう癖がついている」
「わがまま」・・・「子供の頃から何でも好きなようにしてもらっていたため、それがわがままであることが分からない」
など。
たとえ話は、当時ラビが弟子たちに教えるための方法として、一般的に用いられていたものです。当時の人々の身近にあったことを取り上げてメッセージを伝えていたため、当時の人々にとっては分かりやすく話してもらうための一つの手段でした。
しかし、現代の私たちと当時の人々とは、文化も習慣も、考え方も価値観も全く違います。そのため、聖書を読む時、そのメッセージがつかみにくくなっていることも、多々あります。
でも、聖書とは、神様の言葉です。神様は今も私たちに、聖書を通して話しかけています。たくさんあるたとえ話の中から、今の自分に語りかけている神様のメッセージを探してみましょう。
そして、そのメッセージを自分の言葉で目に見える文字で表すと、また違った観点も見えてきます。そして、自分の考えもまとまりやすくなり、分かち合いの手助けにもなります。
しかし、現代の私たちと当時の人々とは、文化も習慣も、考え方も価値観も全く違います。そのため、聖書を読む時、そのメッセージがつかみにくくなっていることも、多々あります。
でも、聖書とは、神様の言葉です。神様は今も私たちに、聖書を通して話しかけています。たくさんあるたとえ話の中から、今の自分に語りかけている神様のメッセージを探してみましょう。
そして、そのメッセージを自分の言葉で目に見える文字で表すと、また違った観点も見えてきます。そして、自分の考えもまとまりやすくなり、分かち合いの手助けにもなります。
まず、創世記1章、「天地創造」の場面を読みましょう。学校で習う世界の始まりや進化論とは随分違います。学校で習ったこれらは、科学的に証明された現代における事実です。でも、よく見ると、科学の事実と聖書は同じ事を言っています。
宇宙ができる前は「無」でした。「無」は科学的にはゆらいでいます。聖書はどうでしょう。初めに何もなく、「混沌であって・・・」「神の霊が水の面を動いていた」。同じではありませんか?
そして初めに神様は何をつくったでしょう。「光」です。宇宙の始まりを見てみましょう。「無」はゆらいでいたために「むら」ができ、その「むら」の濃い所にエネルギーが発生し、今から137億年前、一気に爆発します。光に満ち溢れたビッグバンです。ビッグバン当時の光が現代の地球にまでも届いているほど、ビッグバンの力は偉大でした。そして神様はこの「光」を「良しとされた」のです。
次に神様は「大空」と「水」をつくられました。ビッグバンの後、初めにできた物質は水素とヘリウムです。水素は水を構成する元素です。
順番は逆になりますが、神様は太陽と月、星をつくりました。宇宙もそうです。唯一の物質であった水素とヘリウムが多く集まっている所は、互いに引きあう力(引力)によって、もっと多くの物質を引き寄せます。すべての物質には引力が働いているのです。そして集まった物質は強大な圧力により燃え、輝き始めます。恒星・太陽の誕生です。水素とヘリウムのみの恒星は、寿命が短く、超新星爆発を起こして死にます。その超新星爆発の熱やエネルギーにより、鉄や炭素など、他の物質がつくられました。それらの物質がまた引力により集まり、新しい星が誕生し、と同時に鉄や炭素を主とする惑星も誕生しました。「大地」の創造です。聖書には2日目に天と地を創造し、「良しとされた」となっています。
水の惑星である地球が誕生したのは今から46億年前です。灼熱の星であった地球が雨により冷え、生命が現れました。一番初めの生命は植物です。聖書でも、動物をつくる前に「地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ」と、神様は言われます。これは第3の日です。
そしていよいよ動物。初めは水の中の生き物です。そして、徐々に複雑な鳥類や哺乳類などが現れていきます。ここまでは第5の日。進化論では、サルからヒトになったと言います。聖書でも、人間は最後に創造されたのです。
簡単に流れのみを見ましたが、ビッグバンから進化論までの流れを、一つ一つの段階で神様が導き、創造していった様子を見ることができると思います。私達を創造するまでに、ものすごい準備がなされました。この神様の愛を心の底から感じてください。
そして初めに神様は何をつくったでしょう。「光」です。宇宙の始まりを見てみましょう。「無」はゆらいでいたために「むら」ができ、その「むら」の濃い所にエネルギーが発生し、今から137億年前、一気に爆発します。光に満ち溢れたビッグバンです。ビッグバン当時の光が現代の地球にまでも届いているほど、ビッグバンの力は偉大でした。そして神様はこの「光」を「良しとされた」のです。
次に神様は「大空」と「水」をつくられました。ビッグバンの後、初めにできた物質は水素とヘリウムです。水素は水を構成する元素です。
順番は逆になりますが、神様は太陽と月、星をつくりました。宇宙もそうです。唯一の物質であった水素とヘリウムが多く集まっている所は、互いに引きあう力(引力)によって、もっと多くの物質を引き寄せます。すべての物質には引力が働いているのです。そして集まった物質は強大な圧力により燃え、輝き始めます。恒星・太陽の誕生です。水素とヘリウムのみの恒星は、寿命が短く、超新星爆発を起こして死にます。その超新星爆発の熱やエネルギーにより、鉄や炭素など、他の物質がつくられました。それらの物質がまた引力により集まり、新しい星が誕生し、と同時に鉄や炭素を主とする惑星も誕生しました。「大地」の創造です。聖書には2日目に天と地を創造し、「良しとされた」となっています。
水の惑星である地球が誕生したのは今から46億年前です。灼熱の星であった地球が雨により冷え、生命が現れました。一番初めの生命は植物です。聖書でも、動物をつくる前に「地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ」と、神様は言われます。これは第3の日です。
そしていよいよ動物。初めは水の中の生き物です。そして、徐々に複雑な鳥類や哺乳類などが現れていきます。ここまでは第5の日。進化論では、サルからヒトになったと言います。聖書でも、人間は最後に創造されたのです。
簡単に流れのみを見ましたが、ビッグバンから進化論までの流れを、一つ一つの段階で神様が導き、創造していった様子を見ることができると思います。私達を創造するまでに、ものすごい準備がなされました。この神様の愛を心の底から感じてください。
信仰
イエス様の弟子の中で、イエス様の側にいるために特別に選ばれた弟子がいます。それが12使徒ですが、ヨハネとユダ以外は全員、信仰ゆえに殉教しています。そして、使徒たちがどのように生きて、どのように殉教したかをもとに、それぞれシンボルで表されています。
それぞれの使徒の生き方を学び、私たちの信仰の糧にしましょう。この他にも様々なシンボルが用いられています。
それぞれの使徒の生き方を学び、私たちの信仰の糧にしましょう。この他にも様々なシンボルが用いられています。
答
青地に銀色のX型十字・・・アンデレ
銀貨30枚とロープ・・・ユダ
大工の使う金属の物さしと槍・・・トマス
ナイフ・・・バルトロマイ
十字架とパンのかたまり・・・フィリポ
財布・・・マタイ
船・・・アルファイの子ヤコブ
蛇か竜の巻きついた杯・・・ヨハネ
のこぎり・・・シモン
ほたて貝・・・ゼベダイの子ヤコブ
鍵・・・ペトロ
魚をのせた本・・・タダイ
青地に銀色のX型十字・・・アンデレ
銀貨30枚とロープ・・・ユダ
大工の使う金属の物さしと槍・・・トマス
ナイフ・・・バルトロマイ
十字架とパンのかたまり・・・フィリポ
財布・・・マタイ
船・・・アルファイの子ヤコブ
蛇か竜の巻きついた杯・・・ヨハネ
のこぎり・・・シモン
ほたて貝・・・ゼベダイの子ヤコブ
鍵・・・ペトロ
魚をのせた本・・・タダイ
教会では様々なシンボルが使われています。例えば、ミサではパンとぶどう酒をはじめ、ストラの色や神父様の動作、使われるカリス、祭壇、聖櫃の位置などあげたらきりがありません。また、イコンなどキリスト教的絵画にもシンボルが多く使われています。例えば、三位一体の神を表している、アブラハムのもとに来た3人の天使を描いたイコンです。天使の服の色は聖を表す金色を着た天使は御父、命を表す緑を着ている天使は聖霊、また真ん中の天使は指の形でキリストを表しています。そして、その天使の羽から伸びている木は、キリストの十字架の木を表しています。
このように、多くの人は、シンボルを利用して自分の信仰を表明しているのです。特に、迫害の時代では、公にキリストを表すようなものを使用することができなかったため、人々が見てもキリスト教徒であることが分からないようなものを使い、信仰を表していました。代表的なものが魚の絵です。「魚」は、キリストのシンボルとして、合言葉のように使われていました。教会のシンボルを学ぶことで、私たちの先輩たちの信仰を知り、私たちの信仰を培うことにもなるのです。
このように、多くの人は、シンボルを利用して自分の信仰を表明しているのです。特に、迫害の時代では、公にキリストを表すようなものを使用することができなかったため、人々が見てもキリスト教徒であることが分からないようなものを使い、信仰を表していました。代表的なものが魚の絵です。「魚」は、キリストのシンボルとして、合言葉のように使われていました。教会のシンボルを学ぶことで、私たちの先輩たちの信仰を知り、私たちの信仰を培うことにもなるのです。
典礼
中高生くらいになると、教理や典礼の意味、聖人の祝日などに興味を持つようになります。普段預かっているミサも、流れは知っていても全ての場面で意味があって、その意味に基づいて順序も決められているということはあまり知らず、それらを知ることで、より意識してミサに預かることができるでしょう。
まず、ミサの流れを書き出します。それぞれの場面の意味を説明したり、これはミサのどの場面のことなのかを明確にしたり、クイズ式にしたり、メリハリをつけてミサ全体をみましょう。
次に、ミサの中での信徒の動きを見ます。「立つ」「座る」「ひざまずく」「礼をする」「行列」「歌う」「応唱する」「宣言する」「沈黙する」「十字を切る」「手を合わせる」。その中で「立つ」と「座る」に注目することにします。「立つ」には、積極的・復活に預かるという意味があり、「座る」には、観想的な祈りの姿勢・神のことばに耳を傾けるという意味があります。そして、「立つ」は赤、「座る」は青 に、ミサの全ての部分を色分けしてみましょう。そうするだけで、ミサのどの場面ではどんな心構えでそこに臨むべきかが分かります。
また、1〜5の各部分には、それぞれクライマックス、重要な部分があります。例えば、1開祭の儀では「栄光の賛歌」が最も大切で盛り上がる部分です。このように、それぞれのクライマックスを当てるのも楽しく、後でミサに預かるときも、その部分を意識して預かることができます。
参考:
入祭の歌(行列)・・・神父や侍者など一部の人のみが行列するが、私たちも同じ心でそこに臨む。家を出るときからその行列は始まっており、ミサを意識して心の準備をしながら教会に向かうことも大切。
朗読・・・第1朗読と福音の内容はつながっているものが選ばれている。第2朗読は、その日に特別に深めたいものが選ばれている。答唱詩編は第1朗読の内容で、アレルヤ唱は福音の内容で歌われる。A年はマタイ、B年はマルコ、C年はルカ。
説教・・・みことばを受け入れ、生活の中にいかすよう、信者を励ますもの。
叙唱・・・最後の晩さんの記念。感謝と賛美をささげる祈り。
感謝の賛歌・・・叙唱の感謝と賛美の祈りに声を合わせて、皆で歌う。
奉献文(感謝の祈り)・・・ミサの中心(聖変化)
聖体拝領・・・一つのパンを分け合う。キリストとの一致⇒ミサの前にパンをコポン(パテナ)に入れるのは、自分が拝領するためのホスチアの準備でもあるが、自分自身をささげる、ミサへの積極的な参加をも意味している。
お知らせ・・・ミサと生活とは切り離すことができない。ミサを通して受けた力を、派遣されることによって、生活の中に反映していくことを期待している。
まず、ミサの流れを書き出します。それぞれの場面の意味を説明したり、これはミサのどの場面のことなのかを明確にしたり、クイズ式にしたり、メリハリをつけてミサ全体をみましょう。
次に、ミサの中での信徒の動きを見ます。「立つ」「座る」「ひざまずく」「礼をする」「行列」「歌う」「応唱する」「宣言する」「沈黙する」「十字を切る」「手を合わせる」。その中で「立つ」と「座る」に注目することにします。「立つ」には、積極的・復活に預かるという意味があり、「座る」には、観想的な祈りの姿勢・神のことばに耳を傾けるという意味があります。そして、「立つ」は赤、「座る」は青 に、ミサの全ての部分を色分けしてみましょう。そうするだけで、ミサのどの場面ではどんな心構えでそこに臨むべきかが分かります。
また、1〜5の各部分には、それぞれクライマックス、重要な部分があります。例えば、1開祭の儀では「栄光の賛歌」が最も大切で盛り上がる部分です。このように、それぞれのクライマックスを当てるのも楽しく、後でミサに預かるときも、その部分を意識して預かることができます。
参考:
入祭の歌(行列)・・・神父や侍者など一部の人のみが行列するが、私たちも同じ心でそこに臨む。家を出るときからその行列は始まっており、ミサを意識して心の準備をしながら教会に向かうことも大切。
朗読・・・第1朗読と福音の内容はつながっているものが選ばれている。第2朗読は、その日に特別に深めたいものが選ばれている。答唱詩編は第1朗読の内容で、アレルヤ唱は福音の内容で歌われる。A年はマタイ、B年はマルコ、C年はルカ。
説教・・・みことばを受け入れ、生活の中にいかすよう、信者を励ますもの。
叙唱・・・最後の晩さんの記念。感謝と賛美をささげる祈り。
感謝の賛歌・・・叙唱の感謝と賛美の祈りに声を合わせて、皆で歌う。
奉献文(感謝の祈り)・・・ミサの中心(聖変化)
聖体拝領・・・一つのパンを分け合う。キリストとの一致⇒ミサの前にパンをコポン(パテナ)に入れるのは、自分が拝領するためのホスチアの準備でもあるが、自分自身をささげる、ミサへの積極的な参加をも意味している。
お知らせ・・・ミサと生活とは切り離すことができない。ミサを通して受けた力を、派遣されることによって、生活の中に反映していくことを期待している。
聖霊とは、聖なる霊、つまり神様の霊・力です。三位一体の観点からみると、聖霊とは父と子の間に流れる愛であるとも言われています。聖書には、復活体験した後の弟子たちが聖霊に満たされて、勇気をもって力強く、福音を宣べ伝えていく姿が描かれています。聖霊は、私たちに恵みを与え、私たちを励まし、神の子として生きる力を与えてくれます。
教会は、そんな聖霊のたまものが、どんなものであるかを、具体的に示しています。
教会は、そんな聖霊のたまものが、どんなものであるかを、具体的に示しています。
〇聖霊のたまもの(プレゼント)
・上智(じょうち)――神の働きを知る恵み
・聡明(そうめい)――正しい生き方を理解する恵み
・賢慮(けんりょ)――善悪の正しい判断ができる恵み
・勇気(ゆうき)――恐怖を克服し、信仰を全うするための覚悟をもつ恵み
・知識(ちしき)――神の言葉を知る恵み
・幸愛(こうあい)――神を愛し、神や教会に対する深い崇敬の念を抱く恵み
・神への畏敬(いけい)――神の偉大さや崇高さに対する畏れと尊敬の念を抱く恵み
・上智(じょうち)――神の働きを知る恵み
・聡明(そうめい)――正しい生き方を理解する恵み
・賢慮(けんりょ)――善悪の正しい判断ができる恵み
・勇気(ゆうき)――恐怖を克服し、信仰を全うするための覚悟をもつ恵み
・知識(ちしき)――神の言葉を知る恵み
・幸愛(こうあい)――神を愛し、神や教会に対する深い崇敬の念を抱く恵み
・神への畏敬(いけい)――神の偉大さや崇高さに対する畏れと尊敬の念を抱く恵み
そして、この聖霊のたまものをいただくことによって実る徳があります。
〇聖霊の実
・愛・・・無償の愛
・喜び・・・心に満ちる喜び
・平和・・・心が穏やか
・忍耐・・・苦難を耐え忍ぶ
・寛容・・・心が広くて、他人の言動を受け入れる
・親切・・・相手の身になって、その人のために何かをする
・善意・・・よい心
・謙譲・・・へりくだり、ゆずる
・誠実・・・真心をもって人や物事に対する
・柔和・・・優しくて柔らかい
・節制・・・快楽の誘惑を抑え、この世の善を程よく使用する
・貞潔・・・大切な人を愛する
・愛・・・無償の愛
・喜び・・・心に満ちる喜び
・平和・・・心が穏やか
・忍耐・・・苦難を耐え忍ぶ
・寛容・・・心が広くて、他人の言動を受け入れる
・親切・・・相手の身になって、その人のために何かをする
・善意・・・よい心
・謙譲・・・へりくだり、ゆずる
・誠実・・・真心をもって人や物事に対する
・柔和・・・優しくて柔らかい
・節制・・・快楽の誘惑を抑え、この世の善を程よく使用する
・貞潔・・・大切な人を愛する
その他
数人で輪になって座ります。
手で持てる程度の小さな箱あるいは籠には、質問の紙をたくさん入れておきます。質問の内容は、その時々のテーマに合わせてリーダーが準備しておきます。
例えば、
お互いに仲良くなるのを目的とするなら、
「あなたの右隣の人の好きな色を当ててください」
「この中のメンバーは、猫派が多いと思う?犬派が多いと思う?」
「あなたの前に座っている人の、小さい頃の夢は?」など。
教会学校で学んだ知識を深めることを目的とするなら、
「ロザリオには全部でいくつの神秘がある?」
「四旬節で使う色は?」
「12使徒の名前を少なくとも4人あげてください」など。
分かち合いを目的とするなら、
「イエス様に出会って良かったと思うことを一言で」
「今日の福音で一番心に残った言葉は?」
「将来の夢は?」など。
そして、鬼がその箱を持ちます。鬼とその右隣の人が同時に1から10の数字を言います。
(鬼の数字)−(隣の人の数字)= を計算して、プラスなら時計回りに、その数だけその箱を移動させます。答えがマイナスなら反時計回りに、箱を移動させます。ゼロなら鬼がそのまま持ちます。
その箱を受け取った人は、箱から筆問の紙を一つ出し、その質問に答えます。
そして、箱を持っている人が次の鬼になります。
手で持てる程度の小さな箱あるいは籠には、質問の紙をたくさん入れておきます。質問の内容は、その時々のテーマに合わせてリーダーが準備しておきます。
例えば、
お互いに仲良くなるのを目的とするなら、
「あなたの右隣の人の好きな色を当ててください」
「この中のメンバーは、猫派が多いと思う?犬派が多いと思う?」
「あなたの前に座っている人の、小さい頃の夢は?」など。
教会学校で学んだ知識を深めることを目的とするなら、
「ロザリオには全部でいくつの神秘がある?」
「四旬節で使う色は?」
「12使徒の名前を少なくとも4人あげてください」など。
分かち合いを目的とするなら、
「イエス様に出会って良かったと思うことを一言で」
「今日の福音で一番心に残った言葉は?」
「将来の夢は?」など。
そして、鬼がその箱を持ちます。鬼とその右隣の人が同時に1から10の数字を言います。
(鬼の数字)−(隣の人の数字)= を計算して、プラスなら時計回りに、その数だけその箱を移動させます。答えがマイナスなら反時計回りに、箱を移動させます。ゼロなら鬼がそのまま持ちます。
その箱を受け取った人は、箱から筆問の紙を一つ出し、その質問に答えます。
そして、箱を持っている人が次の鬼になります。
私たちは神様に選ばれ、耕され、祝福されている土・地です。
子どもたちに小さな植木鉢を与えてください。その中には、土、石、草、ゴミ、貝殻、大きめの白いビーズ、種を予め入れておきます。
子どもたちには、この植木鉢をどのようにしても良いことを伝え、時間を与えます。ただ見つめているだけの子もいるでしょう。ほじくってみる子もいるでしょう。ひっくり返して見る子もいるでしょう。
そして、何が見つかったかを話し合います。出てきた物の意味を話しながら、自分の中にそれらがあることを感じさせましょう。
石――自分が頑張ろうとしているのに、その邪魔をするもの。自分の思いだったり、他の人からの誘惑だったり。
草――やるべきことなのに、それをサボろうとする気持ち、自分をごまかしている気持ち。
ゴミ――自分の中で見て見ぬふりをしていること、自分の中から捨てなければならない欠点。
虫――「私にはできない」「どうせ・・・」「やめようかなぁ」「あ〜ぁめんどくさい」「やりたくない」という思い。
貝殻――思い出、喜びと感動、出会い、自分の大切にしていること。
真珠――自分のした努力、汗と涙の結晶、がんばったこと、守ってきたこと。
種――これからの自分、神様が自分に期待していること。
こんな私に、神様は太陽と水と肥料を与えてくださっています。それを子どもたちが感じるように導いてください。答えを出すよりも、子どもたちの感性に委ねましょう。
子どもたちに小さな植木鉢を与えてください。その中には、土、石、草、ゴミ、貝殻、大きめの白いビーズ、種を予め入れておきます。
子どもたちには、この植木鉢をどのようにしても良いことを伝え、時間を与えます。ただ見つめているだけの子もいるでしょう。ほじくってみる子もいるでしょう。ひっくり返して見る子もいるでしょう。
そして、何が見つかったかを話し合います。出てきた物の意味を話しながら、自分の中にそれらがあることを感じさせましょう。
石――自分が頑張ろうとしているのに、その邪魔をするもの。自分の思いだったり、他の人からの誘惑だったり。
草――やるべきことなのに、それをサボろうとする気持ち、自分をごまかしている気持ち。
ゴミ――自分の中で見て見ぬふりをしていること、自分の中から捨てなければならない欠点。
虫――「私にはできない」「どうせ・・・」「やめようかなぁ」「あ〜ぁめんどくさい」「やりたくない」という思い。
貝殻――思い出、喜びと感動、出会い、自分の大切にしていること。
真珠――自分のした努力、汗と涙の結晶、がんばったこと、守ってきたこと。
種――これからの自分、神様が自分に期待していること。
こんな私に、神様は太陽と水と肥料を与えてくださっています。それを子どもたちが感じるように導いてください。答えを出すよりも、子どもたちの感性に委ねましょう。