シスターになるには
志願期 (前半)
入会して志願期(aspirantado)を過ごします。一人の担当のシスターの同伴により養成を受け、共同生活・修道生活を体験します。日本の場合は、名古屋の修道院で行われます。
志願期(後半)
次に志願期(postlantado)があります。アジア管区の場合、フィリピンの修練院で英語を学びながら、他の志願者や修練者、シスターたちと生活を共にします。この時期は準備期間であり、共同体的修道生活に徐々に適応しながら、自分の召命を識別していきます。修道会の生活と使命について知るよう助けられます。
修練期
修道生活の導入の期間です。1年目は、神体験を深め、祈りの生活へと入っていきます。修道会の霊性を知り、聖書と会憲、キリスト教義や典礼を学びます。また、人間として、キリスト者としての徳の育成、霊的生活の理解と体験に努めます。
2年目は、祈りの生活を続けながら、使徒職を体験します。修練長の責任のもと、会の他の修道院で、シスターたちと共に教育活動に携わります。
2年目は、祈りの生活を続けながら、使徒職を体験します。修練長の責任のもと、会の他の修道院で、シスターたちと共に教育活動に携わります。
初誓願
修道誓願を立てます。これは神様への奉献の表現であり、修道会の正式な会員となります。修道誓願は、貞潔、清貧、従順の誓願を公に宣言することです。
これにより、修道服と会章を身につけます。
これにより、修道服と会章を身につけます。
有期誓願期(修学期)
初誓願の後、引き続き養成を受けながら、修道生活を深め、共同生活と使徒的生活へと徐々に入っていきます。最初の約2年間は修学院で過ごし、神学を学び、司牧活動のための養成を受けます。1年〜2年に一度、誓願を更新し、神様への奉献を新たにします。
終生誓願
神様に生涯奉献することを表明します。貞潔、清貧、従順の誓願を生涯生きる努力をすることを誓います。終生誓願を立てる前に、日頃の仕事から解かれて、特定の準備の期間をもちます。この準備の期間の中で1ヶ月の黙想も行い、自分の召命を識別します。
祈りと活動と共同生活が基本となります。
本会は、マリア様への特別な信心を大切にし、教育を通して福音宣教することを使命としている修道会です。学校、幼稚園のみが教育事業ではなく、すべての活動を通してキリストを伝えることが、私たちの使徒職です。また、病気や老齢のために活動が困難な姉妹も、自分のできる範囲で人々と信仰を分かち合い、祈りでもって使徒職を支えています。
週に一度または二度、30分の聖体顕示の祈りがあります。(共同体により異なります)
週に一度、共同体で信仰の分かち合いをします。
週に一度、研修があります。
月に一度、静修の日があり、一日黙想をします。
年に一度、8日間(9泊10日)の黙想を行います。
会員の家族を大事にしています。年に一度、家族訪問があり、1〜2週間ほど実家に戻り、家族と共に過ごします。
本会は、マリア様への特別な信心を大切にし、教育を通して福音宣教することを使命としている修道会です。学校、幼稚園のみが教育事業ではなく、すべての活動を通してキリストを伝えることが、私たちの使徒職です。また、病気や老齢のために活動が困難な姉妹も、自分のできる範囲で人々と信仰を分かち合い、祈りでもって使徒職を支えています。
週に一度または二度、30分の聖体顕示の祈りがあります。(共同体により異なります)
週に一度、共同体で信仰の分かち合いをします。
週に一度、研修があります。
月に一度、静修の日があり、一日黙想をします。
年に一度、8日間(9泊10日)の黙想を行います。
会員の家族を大事にしています。年に一度、家族訪問があり、1〜2週間ほど実家に戻り、家族と共に過ごします。
聖マリア幼稚園
聖マリア女学院中学・高等学校
聖マリア土曜学校(小学生対象)
Adelante会(信徒のための集い)
ロザリオの祈りの集い
聖書勉強会
里親の会(聖マリア女学院の保護者などを中心に、手芸品の販売による売上を貧しい国の子どもたちの教育費にあてる活動です)
スペイン語勉強会
MCJ青少年の集い(只今休止中)
日曜学校
その他教会活動(聖体奉仕、オルガン伴奏、洗礼準備など)
聖マリア女学院中学・高等学校
聖マリア土曜学校(小学生対象)
Adelante会(信徒のための集い)
ロザリオの祈りの集い
聖書勉強会
里親の会(聖マリア女学院の保護者などを中心に、手芸品の販売による売上を貧しい国の子どもたちの教育費にあてる活動です)
スペイン語勉強会
MCJ青少年の集い(只今休止中)
日曜学校
その他教会活動(聖体奉仕、オルガン伴奏、洗礼準備など)
修道生活に興味のある方、修道生活でなくても自分の召命と向き合い、静かに考えたい方は、聖堂での祈りにご参加ください。
お気軽にご質問ください。
なぜシスターに?
私は結婚するつもりでした。生涯を共にしようと決めた方と婚約し、挨拶のつもりでお世話になっていた修道会のシスターに会いに行ったのですが、突然シスターが「あなたの道は結婚ではありません。あなたはシスターになりなさい」と言われました。このシスターの言葉は力強く今でも響いています。今は歳を取り、様々なできていたことができなくなり、少しずつ神様にお返ししていく生活ですが、共同体の仲間たちに支えられ、幸せを感じています。「あなたの道はシスターです」と言ってくださったこの力強い言葉に、本当に感謝しています。年齢のために様々なことができなくて、共同体に迷惑ばかりかけていますが、こんな私を受け入れてくださる共同体があり、シスターの道を歩んでいて本当に良かったです。
一言でいうと「出会い」です。人との出会い、関わりの中で神様はご自分を表すことがあります。私は最初から修道生活を望んでいたわけではありませんでした。幼児洗礼で習慣的に日曜のミサに預かる程度で熱心な信仰生活があったわけでもありません。ただ社会人として働くうちに、自分はキリスト者としてどのように生きていきたいのかと悩む時に、いつも神様にお願いをしていました。「あなたを私は見たいのです」と。それから、いろんな修道会の黙想会に行ったり、ワールドユースデーに参加したりして、たくさんの方に出会いました。青年たち、宣教師、司祭・・・。そのつながりの中で、社会人生活もそれなりに楽しみながら、本会のシスターに出会いました。本会の神戸の祈りの会に数年間通い続けました。この会のシスターは素朴で話しやすかったです。なので、修道生活への憧れや宣教師への憧れがでてきましたが、不安もあって決断できないままの日が続きました。しかし、答えを伸ばしても年だけとっていく・・・わけで、困った時の神頼み、神様からはっきりとした答えをもらおうと黙想したわけです。神様は私に「修道者になりなさい」とは、おっしゃいませんでした(笑)。しかし、今まで私が歩いてきた道を思い出させてもらい、私の家族、友人、お世話になった方々が、数珠、いやロザリオの珠のように連なっていて、そのどこか1つが欠けても、私はここまでこれなかったということが分かりました。そして、神様が答えをくれるのではなくて、私が答えをもっている。自分の道はどの方向へ進むかということが分かりました。気持ちが楽になって、「憧れ」をとって「不安」を捨てることにしたのです。偉そうな事を言いますが、人生は一度きりです。そして、一回の決断したからこれで良いとかいうこともありません。私は今でも悩むし、分からないことがいっぱいあります。でも、創立者が言うように、「前進あるのみ」だと思っています。神に感謝
私は子どもの頃、シスターの生活の憧れていました。マザーテレサの絵本を読んで、共同生活をしながら人々のため社会のために働く姿が美しく、昼間は外で様々な人のために働き、夜は皆が寝静まったところで愛する人のために尽くすマザーの生き方に感動しました。小学校の頃の「将来の夢」には、シスターと書いていました。しかし、シスターになったら毎日のように告解を受けなければならないのではないかと勝手に思い込み、変な不安を感じたら、自分のような罪深い人間がシスターになんかなってはいけないと思うようになってしまいました。
中学生になると、他に様々な将来の夢を抱くようになりました。ピアノの先生になりたい、宇宙飛行士になりたい、天文学者になりたい、和裁士になりたい、手芸家になりたい、ごみ収集のように人々の嫌がる仕事をしたい、などなど。そして中3になり、和裁士になる決心をして進路の高校を選びました。
そんな頃、本会の岐阜の学校、聖マリア女学院の学校見学の案内ハガキが届きました。母の友達がこの学校でシスターになって先生をしており、母は私に見学だけでもしてみないかと言ってきました。入学するつもりは全くありませんでしたが、父と妹と3人で学校見学に行きました。学校で説明を聞き、校舎を見て回り、学校の裏に山もあるということでその山にも登りました。そして「ルルドの小道」と名づけられた山道の頂上にマリア像があり、一気にこの学校が気に入り、入学を決心しました。その頃から父と母が、シスターになるのが良いのではないかと言うようになりましたが、私は「ぜったいにシスターにだけはならない」と言い続けました。
高校1年も半ばになった頃、マザーテレサのことが載っていると、父がある雑誌を持ってきました。そこにはマザーのコメントがあり、何も持たない貧しさを生きる幸せが語られていました。シスターの生き方は本当に幸せなんだと思ったら、シスターになっても良いかなと思い始め、そう思ったらシスターになりたいという気持ちになりました。担任の先生に話したら先生はビックリし、急いで校長先生に話しに行ったそうです。そして、私は初めて自主的に聖書を読み始め、寝る前に祈るようになり、学校では週に一度、教理を学びました。あるシスターの助言もあり、高校卒業してすぐに入会しました。修道生活がどういうものなのか全く知らずに修道院に来たため、たくさん傷ついたりもしましたが、そのためにたくさん学び、「祈ること」を知り、「神様を愛すること」を求め、「宣教」に燃えるようになったと思います。こんな私に忍耐し、受け入れて下さった修道会に感謝しています。
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